ダービン・ハムHCがニコラ・ヨキッチのマッチアップからアンソニー・デイビスを外した理由とは?「最初のディフェンスラインから外したかった」
ロサンゼルス・レイカーズはデンバー・ナゲッツとのNBAプレイオフ・カンファレンスファイナル第1戦でニコラ・ヨキッチに34得点、21リバウンド、14アシストと、好き放題されてしまった。
だが、ヨキッチのマッチアップからアンソニー・デイビスを外し、八村塁をぶつけた後はディフェンスが機能し始め、第3Q中に20点差を追っていたレイカーズは3点差まで追い上げることができた。
レイカーズを指揮するダービン・ハムHCによると、デイビスをヨキッチのマッチアップから外したのは、デイビスをより自由に動けるようにさせたかったからだという。
ハムHCは第1戦を終えた後、ヨキッチに対するマッチアップの変更について質問されると、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
試合中に少し調整していくだけだ。
A(アンソニー・デイビス)を最初のディフェンスラインから外したかった。
ルイが彼を方向転換させ、もう少し横に動かすようにしたかった。
彼(ヨキッチ)はフローター、ショートレンジチップショット、フック、片足フェイダウェイで成功率70%だ。
驚くべき確率で決めている。
だから、Aを少し後ろに置き、彼のサイズと腕の長さを活かし、ルイの上からコンテストさせることを考えた。
何度かうまくいったし、72点を許したタフな前半を乗り越え、何とか巻き返すことができた。
3点差まで追い上げることができたんだ。
彼らを称賛する。
彼らはホームを守った。
ロングリバウンドが非常に多く、我々は彼らにセカンドチャンスポイントを与えすぎてしまった。
オフェンシブリバウンドと50-50のボールを与えすぎてしまった。
我々はトランジションでもっと良くならなければならない。
彼らにファウルすることはできない。
彼(ヨキッチ)に対しては、ひとつの戦略に固執しているわけではない。
彼を止められる選手はいない。
チーム全体で対処しなければならず、マッチアップやカバーを変更していかなければならない。
ゲーム終盤にはあまり調整したくない。
君たちも知っての通り、これは究極のチェスゲームだ。
今回の結果を受け、「八村をスターターで起用すべき」という声も聞こえ始めている。
ハムHCがマイケル・マローンHCとのチェスマッチをどう進めていくかは分からないが、八村のヨキッチに対するマッチアップはひとつのオプションとして使うことになるだろう。
ハムHCが第2戦でどのような戦略を取り入れるのか注目したいところだ。
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