31歳のトニー・スネルが自閉症と診断されたことを明かす「僕はいつも孤独だった」
2013年のNBAドラフト20位でシカゴ・ブルズに入団したトニー・スネルは、ミルウォーキー・バックス、デトロイト・ピストンズ、アトランタ・ホークス、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ニューオーリンズ・ペリカンズと移籍を繰り返しているジャーニーマンだ。
昨季はNBAでプレイするチャンスを勝ち取ることができず、Gリーグで過ごしたスネル。
そのスネルが、31歳にして自閉症と診断されたことを明かした模様。
スネルによると、生後18ヶ月の息子が自閉症と診断されたことを受け、スネル自身も思い当たる節があって医師に診てもらったところ、自閉症と診断されたという。スネルのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
僕は他の人々と関わらずに育った。
いつも孤独だった。
個人的に人々と繋がりを持つことができなかった。
だから、「彼(息子)がそう診断されたなら、おそらく僕もだ」と思ったんだ。
常に人とは違うと感じていたから、(自閉症と診断されたことに)驚かなかったよ。
「だから僕はこうなんだ」と安心した。
自分の人生に納得することができたんだ。
スネルによると、若い頃に自閉症と診断されたらNBAに加わることに消極的になった可能性があるため、いま診断されて良かったという。
公の場で自閉症であることを明かしたスネルは、同じような問題を抱えている人々に勇気を与えたに違いない。
なお、スネルのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
G | 601 |
MP | 21.8 |
PTS | 6.1 |
TRB | 2.3 |
AST | 1.1 |
STL | 0.4 |
TO | 0.5 |
FG% | 43.1% |
3P% | 39.4% |
FT% | 84.6% |
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