マイアミ・ヒートはNBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードをトレードで獲得するため、大型契約中のタイラー・ヒーローを放出すると見られている。

だが、ポートランド・トレイルブレイザーズはヒーローを受け入れることを望んでおらず、第3のNBAチームがトレード関わる可能性が高い。

現時点ではブルックリン・ネッツが最有力候補と見られているが、ヒーローもネッツにトレードされると考えているのかもしれない。

clutchpoints.comによると、ヒーローは現地13日、ネッツのベン・シモンズとトレーニングしている様子をSNSのストーリーにアップしたという。

ネッツはこのオフシーズン中のトレードでジョー・ハリスとパティ・ミルズを放出したことにより、ラグジュアリータックスのラインを大幅に下回った。

キャメロン・ジョンソン、デニス・スミスJr、ロニー・ウォーカーに加えたものの、それでもラグジュアリータックスのラインを980万ドル下回っているという。

つまり、ヒーローの来季のサラリーは2700万ドルであるため、ヒーローを獲得するには1720万ドル程度のトレード資産を用意しなければならない。

その場合、契約最終年となる来季のサラリーが2040万ドルのスペンサー・ディンウィディをトレード要員にする可能性が高いとされている。

果たしてこのトレードは実現するのだろうか？

なお、ネッツの現時点のロスターは以下の通りとなっている。