ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは先日、今のNBAにバスケットボールIQがある選手はほとんどいないと指摘した。

グリーンによると、NBA全体で見ると、大雑把に見ても60％未満の選手が最低限のバスケットボールIQを持っていないという。

ドレイモンド・グリーン「NBAでバスケットボールIQを持っている選手は多くない」

元NBAスターのギルバート・アリーナスはグリーンの意見にほぼ同意したものの、もっと厳しく見積もっているようだ。

アリーナスによると、60％未満ではなく、80～85％の選手がバスケットボールIQを持っていないという。アリーナスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

たったの60％？

リーグはもっと青い。

彼らはAAUからストレートで来て、大学で1年過ごしている。

80年代や90年代のようなIQを持っていない。

君たちも知っての通り、ゲームを本当に理解している選手はいないんだ。

60％だって？

僕は80～85％だと思う。

君たちも見たら分かると思うが、チームがタイムアウトを取った時にコーチがプレイを組み立てていると、半分の選手は「僕はどこに行けばいいんだ？」という感じなんだ。

おそらく多くのNBA選手はアリーナスの発言を不快に感じているだろう。

一方で、選手たちのバスケットボールIQが高くないからこそ、今のNBAゲームはよりシンプルになっているとの声もある。

いずれにせよ、システム化された近年のNBAゲームにおいては、与えられた仕事を確実にこなす能力が最も必要と言えるのかもしれない。