NBAで過大評価されている5選手とは?1位はドマンタス・サボニス
NBAではコートで結果を残さなければ、厳しくバッシングされてしまうことがある。
実績を残さなければ「過大評価」のレッテルを貼られ、市場価値を落としてしまうだろう。
そんな中、Bleacher Reportが現在のNBAで過大評価されている5選手をピックアップした。
Bleacher Reportが生産性、価値、評価を基準にして選んだ「過大評価されているNBA選手」トップ5選手は以下の通りだ。
【5位】デマー・デローザン
シカゴ・ブルズのデマー・デローザンは、NBAトップクラスのスコアラーだ。
だが、近年のNBAゲームが3ポイントを主体としているのに対し、デローザンはミッドレンジを主戦場にしている。
また、アイソレーションで攻めることが多く、オフ・ザ・ボールでの動きやディフェンスの欠如がランキングに繋がっている。
なお、デローザンが所属したチームは過去12シーズンのうち11シーズンで、デローザンがコートにいない時のほうが高いネットレーティングを記録している。
デローザンが「過大評価」されないためには、プレイスタイルに多様性を持たせることが不可欠と言えそうだ。
【4位】カワイ・レナード
ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードは、サンアントニオ・スパーズとトロント・ラプターズをNBAチャンピオンに導いた実績を持つ偉大な選手だ。
彼の過去の功績を否定するNBAファンはいないだろう。
だが、ここ数年は健康問題に苦しめられており、離脱することが少なくない。
6年連続でレギュラーシーズン60試合以下の出場にとどまっていることを踏まえると、安定した戦力として計算するのが難しい選手のひとりだ。
【3位】ヨナス・バランチュナス
ニューオーリンズ・ペリカンズのヨナス・バランチュナスは、リバウンドと得点で二桁の数字を期待できるビッグマンだ。
だが、機動力に劣るバランチュナスはディフェンス時にターゲットにされることが少なくない。
特に相手にピック&ロールを仕掛けられてスイッチで対応した時、バランチュナスのディフェンスは大きな弱点となっている。
また、バランチュナスがリングから6フィート以内の場所で相手シュートを撃たれた時、成功率65.3%を許している点も懸念されるところだろう。
なお、バランチュナスにはトレードの噂が浮上している。
【2位】ディロン・ブルックス
メンフィス・グリズリーズから決別を言い渡されたディロン・ブルックスは、4年最大9000万ドルの契約でヒューストン・ロケッツに移籍した。
ブルックスはNBA屈指のディフェンダーであり、相手にとっては嫌なタイプの選手だ。
その一方で、シュートの精度やショットセレクションには問題を抱えている。
昨季900本以上のシュートを放った65選手のうち、ブルックスのシュート成功率は最下位の49.4%。
とはいえ、シュートの問題を解決することができれば、適切な評価を取り戻すだろう。
【5位】ドマンタス・サボニス
サクラメント・キングスのドマンタス・サボニスは、NBAオールスターに3度選出された実績を誇るビッグマンだ。
だが、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンドでは、ネットレーティングでマイナス9.5を記録。
先日5年2億1700万ドルの大型延長契約を結んだことも、過大評価のランキングに大きく影響していると言えそうだ。