元NBA選手のトニー・アレンが刑務所入りを回避「責任を認識している」
今から約2年前、元NBA選手のテレンス・ウィリアムスやアラン・アンダーソン、トニー・アレン、グレン・デイビス、トニー・ローテン、シャノン・ブラウンなどがNBAの健康福祉給付金制度を悪用し、起訴された。
先日はウィリアムスに10年の禁固刑が下ったと報じられたが、すでに罪を認めていたアレンは刑務所入りを回避した模様。
hoopsrumors.comによると、アレンは不正に得た42万ドルのうちすでに大半を返金していることもあり、刑務所行きは免れ、社会奉仕活動と保護観察処分を命じられたという。
アレンはこの件について、以下のような声明を発表している。
自分の責任を完全に認め、行動の重大さを理解している。
NBAコミュニティの一員として、僕は核となる価値観を遵守することができなかった。
アレンはカイロプラクティクのサービスとして26万5000ドル、歯科治療費として15万5075ドルを騙し取り、最長2年の懲役刑を科される可能性があった。
なお、メンフィス・グリズリーズは2021年1月にアレンの永久欠番セレモニーを開催する予定だったが、この問題が発覚したことにより、セレモニーは現在に至るまで開催されていない。
アレンのNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | NBAキャリア |
---|---|
TM | ボストン・セルティックス メンフィス・グリズリーズ ニューオーリンズ・ペリカンズ |
G | 820 |
MP | 22.0 |
PTS | 8.1 |
TRB | 3.5 |
AST | 1.3 |
STL | 1.4 |
TO | 1.4 |
FG% | 47.5% |
3P% | 28.2% |
FT% | 70.9% |