ドワイト・ハワードがグリズリーズへのトレードの過去を振り返る「冷たい世界だ」
元NBAオールスターセンターのドワイト・ハワードは、2018年の夏にワシントン・ウィザーズと契約した。
だが、怪我の影響により9試合の出場にとどまると、1年後のトレードでメンフィス・グリズリーズに移籍。
しかし、グリズリーズはハワードを戦力として見ておらず、トレード直後にウェイブした。
ハワードはこの問、NBAがいかに厳しい世界かを思い知ったのかもしれない。
ハワードは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
チーム(ウィザーズ)のオーナーとGMと話をした。
僕は「もし僕に健康を取り戻す時間をくれるなら、僕はここに戻ってくる。体重を30ポンド(約13.6kg)落とすから、チャンピオンを勝ち取ろう」と伝えた。
そしてグリズリーズにトレードされた。
グリズリーズには何も言われなかったし、メンフィスに呼ばれることもなかった。
だから、オーナーに電話したんだ。
「グリズリーズの一員になりたい。僕は年取った選手だが、経験と知恵は豊富にある。若い選手たちを助けたい」とね。
「シーズンが始まる前にミニキャンプをさせてもらえないか?」と聞いたら、彼にこう言われた。
「聞いてくれ。我々に君を加えるロスター枠はない」とね。
僕は「ああ、分かったよ」という感じさ。
冷たい世界だ。
だが捨てる神あれば拾う神ありで、その後ロサンゼルス・レイカーズがハワードにオファーを出し、ハワードはレイカーズの一員として初めてNBAタイトルを勝ち取った。
しかし、ハワードは現在、1年以上NBAチームと契約することができずにいる。
ハワードはNBAのビジネスの厳しさを改めて思い知らされていることだろう。