ロケッツの元HCケビン・マクヘイルがジェイムス・ハーデンの状況に言及「ダリル・モレーではなくオーナーの判断」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジェイムス・ハーデンは先日、アディダスの中国ツアー中にダリル・モレーを強烈批判した。
ハーデンはモレーを「嘘つき」呼ばわりしたことの理由については明かさなかったが、モレーが昨年夏に口約束したとされる長期大型契約をオファーしなかったため、ハーデンは怒り狂っていると見られている。
この件について、ヒューストン・ロケッツ時代にヘッドコーチとしてハーデンを指導したケビン・マクヘイルが言及した模様。マクヘイルのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
ジェイムスは大型延長契約を望んでいた。
フィリーはそれを彼に与えなかった。
ダリルが決めたことではない。
もちろんダリルも関わったかもしれないが、オーナーが決めたことだ。
ジェイムスは本当に怒り狂い、ダリルに嘘をつかれたと言っている。
だが、君たちも分かっていると思うが、彼らはセルティックスとの(NBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル)第7戦でのジェイムスのひどいプレイを見た。
そしてこう言ったんだ。
「僕はこんなものに興味はない」とね。
モレーによると、ハーデンは2015-16シーズンにトレーニングキャンプには参加したものの、太った状態で現れ、やる気もなかったという。
その結果、ロケッツは2015-16シーズンを終えた時点でマクヘイルを解雇した。
当時マクヘイルとハーデンの間には確執があるとされていたが、マクヘイルは今回の問題を受け、ハーデンは自身の望みを叶えるためならいかなる手段も取る人間であることを再確認したのかもしれない。
果たしてハーデンとモレーのドラマはどのような結末を迎えるのだろうか?