NBAは現地22日、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジェイムス・ハーデンに対して10万ドルの罰金処分を科したことを発表した。

ハーデンがダリル・モレーを「嘘つき」と糾弾した際に、「彼がいる組織に行くつもりはない」と発言したことが、「トレードされない限り、選手契約において求められる奉仕を行わないことを示す内容」と判断されたためだ。

NBAがジェイムス・ハーデンに10万ドルの罰金処分

しかし、NBPAは異なる見解を持っている模様。

hoopsrumors.comによると、NBPAはハーゲンの発言については「トレード要求には当たらない」と考え、NBAに対して異議申し立てする予定だという。

ジェイムス・ハーデンの最近の発言に対するリーグの処分決定について、我々は異議を申し立てる。

公の場でトレードを要求しておらず、規則には違反していないと我々は考えている。

我々は異議を申し立て、仲裁人に審理してもらうつもりだ。

選手たちを保護するNBPAとしては、予想された動きと言えるだろう。

シクサーズはハーデンに対し残留するように説得し、全員が納得できる形で収めたいというが、今後はモレーとハーデンの動きに注目が集まるところだ。

果たしてこの問題はどのような決着を見るのだろうか？