スティーブ・カーHCがジャレン・ジャクソンJrに不要なファウルを避けるよう求める「彼はあまりにも重要な存在だから」
メンフィス・グリズリーズのジャレン・ジャクソンJrは、NBAトップクラスのディフェンダーだ。
それは昨季ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことが証明していると言えるだろう。
その一方で、ファウルトラブルの克服を大きな課題のひとつとしている。
FIBAバスケットボールワールドカップ初戦のニュージーランド代表戦でも5ファウルで退場したジャクソンJr。
ジャクソンJrによると、アグレッシブなプレイにファウルは付きものだというが、チームUSAを指揮するスティーブ・カーHCはジャクソンJrに不要なファウルを避けるように要求したようだ。
カーHCはジャクソンJrのファウルトラブルについて、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
彼はNBAでファウルをよくコールされる。
ファウルするのではなく、相手にそのままやらせてほしいと思うプレイがいつも1つか2つはある。
なぜなら、彼は我々にとってあまりにも重要な存在だからだ。
だから、我々はそれらの映像を共有し、相手にそのままやらせてファウルを避けることが最善のプレイであることを彼に分かってもらいたい。
カーHCの指導が効いたのか、ジャクソンJrはワールドカップ2試合目となるギリシャ代表戦でファウルを2つに抑えることができた。
どのようなシーンでも常にアグレッシブにディフェンスするジャクソンJrは不満を持つかもしれないが、カーHCからのアドバイスはNBAでも活きるだろう。
なお、ジャクソンJrのワールドカップ2試合のスタッツは以下の通りとなっている。
– | ニュージーランド戦 | ギリシャ戦 |
---|---|---|
MP | 16 | 18 |
PTS | 12 | 9 |
TRB | 4 | 3 |
AST | 1 | 0 |
STL | 0 | 2 |
BLK | 1 | 2 |
TO | 3 | 0 |
FG% | 100% (4/4) | 66.7% (2/3) |
3P% | – | 50.0% (1/2) |
FT% | 100% (4/4) | 100% (4/4) |
+/- | 0 | +8 |