イタリア代表戦でのバウンスバックを誓うスティーブ・カーHC「重要なのはラインナップではなくマインドセット」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHC指揮するチームUSAは、FIBAバスケットボールワールドカップ決勝トーナメントにグループ2位で進出した。
NBAスターたちを擁するチームUSAには全勝での金メダル獲得が期待されていたが、グループステージセカンドラウンドでリトアニア代表に敗れてしまった。
今回のワールドカップでは試合序盤に遅れをとってしまうケースが多いだけに、スターティングラインナップの変更を望んでいるファンは少なくないかもしれない。
だが、カーHCによると、問題はラインナップではなく、マインドセットにあるという。
カーHCはイタリア代表との決勝トーナメント1回戦を前に、チームUSAについて次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。
必ずしもラインナップの問題ではなく、重要なのはマインドセットだ。
我々は我々の選手に試合の鍵となることを伝えている。
攻守両面でもっと良いリバウンディングポジションをとらなければならない。
すべてのプレイが重要だが、細部にまで注意深く取り組まなければならない。
もしボールを奪うことができたら、我々のスピードが発揮されるだろう。
彼ら(リトアニア代表)は後半であり得ない3ポイントショットを何本か決めた。
彼らはショットを決めた。
素晴らしいチームだ。
我々が試合序盤からもっと集中していれば、あれらの3ポイントショットを決めるのははるかに難しくなっただろう。
僕は元シューターだ。
出だしにイージーショットを数本決めたら、波に乗るんだ。
決勝トーナメントは一発勝負であり、もし1試合でも落とせば金メダル奪還の望みは潰えてしまう。
つまり、試合序盤から全力で戦い、チーム一丸となって勝利を掴まなければならない。
もちろんイタリア代表も同じメンタル、同じモチベーションでチームUSAにぶつかってくるだろう。
果たしてチームUSAはリトアニア代表戦敗戦を教訓とし、試合序盤から主導権を握ることができるだろうか?
なお、イタリア代表入りを断ってチームUSA入りしたオーランド・マジックのパオロ・バンケロは、次のように語っている。
他の試合と同じように向き合う。
セカンドチャンスはもうない。
勝つためにはどんなことでもしなければならない。