ジェイソン・テイタムがセルティックス一筋のNBAキャリアを約束?「ここを離れるのは本当に難しい」
近年のNBAではスーパースターがトレードを要求するなどし、移籍するケースが少なくない。
今年のオフシーズンについて言えば、トレードでフェニックス・サンズに移籍したブラッドリー・ビールや、所属チームにトレードを要求しているデイミアン・リラードとジェイムス・ハーデンがそれにあたるだろう。
もはやひとつのNBAチームでキャリアを過ごす選手が希少になっている中、ジェイソン・テイタムの未来を危惧しているファンは少なくないかもしれない。
だが、少なくともテイタムが今すぐに他のNBAチームへの移籍を求めることはなさそうだ。
テイタムは先日、ボストン・セルティックスの一員としてNBAキャリアを終えることについて質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
何が起こるかは誰にも絶対に分からない。
だが、僕はセルティックスのためにプレイしたい。
この都市で自分の居場所を見つけたし、本当に楽しんでいるんだ。
僕はここのファンを愛している。
この場所を離れるのは本当に難しい。
最近になってボストンとの繋がりを感じ始めた。
大人になってからはここで暮らしているし、僕の息子もここで育っている。
僕もここで成長している。
僕はたくさんのことを成し遂げてきた。
若くして達成した。
ボストンは僕に生活においてすごく重要な部分なんだ。
ここ2年間でますます繋がりを感じるようになった。
最初の頃は、ここに住んではいたけれど、「僕はセントルイス出身の人間だ」と思っていた。
だが、今はボストンの一員さ。
ボストンの都市、ボストンの人々との繋がりを本当に感じているんだ。
テイタムはまだ25歳と若い。
それにも関わらず、すでにオールNBAチームに3度、NBAオールスター4度、カンファレンスMVP1度、NBAオールスターゲームMVPに選出されるなど、素晴らしい実績を残している。
セルティックスとテイタムの未来がどうなるかは分からないが、少なくともテイタムはセルティックスにNBAタイトルをもたらすべく、彼にやれるすべてを尽くすことだろう。
なお、テイタムの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 74 | 439 |
MP | 36.9 | 34.0 |
PTS | 30.1 (キャリアハイ) | 22.5 |
TRB | 8.8 (キャリアハイ) | 7.0 |
AST | 4.6 (キャリアハイ) | 3.3 |
STL | 1.1 | 1.1 |
TO | 2.9 | 2.3 |
FG% | 46.6% | 45.8% |
3P% | 35.0% (キャリアワースト) | 37.5% |
FT% | 85.4% | 84.7% |