デイミアン・リラード「ウォリアーズの一員にはなれない」
ポートランド・トレイルブレイザーズにトレードを要求したNBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードは、どのNBAチームにトレードされたとしても、少なくともトレーニングキャンプには参加するとされている。
ここ最近は大本命マイアミ・ヒート以外のNBAチームへのトレードの噂が浮上しているが、リラードはオークランド出身であるため、ゴールデンステイト・ウォリアーズのファンの中にはリラードとステフィン・カリーのデュオ結成を期待している者もいるかもしれない。
だが、少なくともリラードがウォリアーズへのトレードを要求することはなさそうだ。
リラードはホームチームであるウォリアーズへのトレードについて質問されると、次のように答えたという。hoopshype.comが伝えている。
ゴールデンステイトに関して言うと、彼らが過去8年、9年の間に達成してきたことを僕はリスペクトしている。
僕はあの地域の出身だ。
ホームだ。
だが、あのチームの一員にはなれない。
彼らはNBAタイトルを4度勝ち取った。
それなのにどうしてホームのチームに移籍したいと言えるだろうか。
僕のポジションには、この時代で最高の選手であるレブロン(・ジェイムス)に次ぐ選手がすでにいる。
だから意味がない。
移籍する前から負けになってしまうんだ。
NBAを代表するスーパースターのカリーがいる限り、ウォリアーズがリラード獲得に動くことはないだろう。
とはいえ、もしウォリアーズがクレイ・トンプソンとの契約に失敗し、トンプソンが他のNBAチームに移籍すれば、リラード獲得を狙う可能性はある。
現時点でそれが実現する可能性は極めて低いだろうが、まずはリラードの行方に注目したいところだ。