長い出場時間を強いられるデマー・デローザン「ちょっとした時間に休んでいる」
シカゴ・ブルズはザック・ラビーン、デマー・デローザン、ニコラ・ブーチェビッチを中心としたチームだ。
だが、現在ラビーンとブーチェビッチが怪我により離脱中。
さらに主力のトーリー・クレイグも離脱しているため、必然的にデローザンの負担が大きくなってしまっているわけだが、デローザンによると、試合のちょっとした時間を利用して休むように努めているという。
デローザンは自身について次のようにコメント。NBC Sports Chicagoが伝えている。
いつタイムアウトが来るか分かる。
ファウルがどこかの時点で起こることも分かっている。
靴紐を結び直す時間もある。
そういった細かいことをする時間があることを知っている。
僕はこのリーグで長くプレイしているから、ゲームがいつストップするのかある程度分かっているし、その時間を利用して休んでいる。
タイムアウトの時は2分30秒間が過ぎるまで座っておく。
ちょっとした時間をできる限り利用しなければならないんだ。
デローザンによると、近年は身体のリカバリーにも力を入れており、エプソムソルト入りの風呂に浸ったり、電気やマッサージによるリカバリーも取り入れているという。
何がリカバリーに役立つのかトレーナーたちから教えてもらっている。
何を食べたほうが良いとか、食べないほうが良いとか、そういったことも理解している。
僕は常に好奇心旺盛だから、何がリカバリーの助けになるのか質問しているんだ。
トレーナーたちとは常に心を開いて仕事をしているよ。
デローザンは家に帰った時は外をぶらつかず、家の中で子どもたちと一緒にテレビを見たり、昼寝をしたりして過ごしているという。
デローザンの12月の平均出場時間は38.7分であり、うち6試合で40分以上プレイしている。
指揮官のビリー・ドノバンHCはデローザンの身体への負荷を懸念しているというが、デローザンはチームを助けるためにオン・ザ・コートはもちろんオフ・ザ・コートでも最善を尽くすことだろう。
なお、デローザンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 32 | 1063 |
MP | 36.7 | 34.5 |
PTS | 22.4 | 21.1 |
TRB | 3.8 | 4.4 |
AST | 5.4 | 4.0 |
STL | 1.1 | 1.0 |
TO | 1.4 | 2.1 |
FG% | 45.5% | 46.7% |
3P% | 34.5% | 29.4% |
FT% | 83.8% | 84.0% |