ジャマール・マレーがナゲッツからラリー・オブライエントロフィーの持ち出しを断られる
デンバー・ナゲッツのジャマール・マレーは昨季、チームをフランチャイズ初となるNBAチャンピオンに導いた。
盛大なパレードでチームメイトやファンと喜びを分かち合い、最高の時間を過ごしたマレーだが、母国カナダの人々にラリー・オブライエントロフィーを見せることができていないようだ。
fadeawayworld.netによると、マレーはラリー・オブライエントロフィーを故郷カナダのオンタリオ州キッチナーに持ち帰ることを望んだものの、ナゲッツは選手やスタッフに対し、トロフィーを施設から持ち出すことを禁止したという。
我々が優勝して以降、(ラリー・オブライエントロフィーは)オーナーが保管している。
選手やスタッフが持ち出すことは認められていない。
選手は(NHLの)スタンレーカップのようにトロフィーを持ち出すことはできない。
近年のカナダ出身のNBA選手を見ると、トリスタン・トンプソンがクリーブランド・キャバリアーズで、コリー・ジョセフがサンアントニオ・スパーズで、アンドリュー・ウィギンスがゴールデンステート・ウォリアーズでNBAタイトルを獲得している。
マレーとは異なり、彼らは母国カナダにラリー・オブライエントロフィーを持ち帰ることを許可されたという。
選手たちが大切な人々と喜びを分かち合えるように、ナゲッツのオーナーには寛大な対応を期待したいところだ。
なお、マレーはナゲッツをNBAチャンピオンに導いた後、次のように語っていた。
(キッチナーの人々の)サポートは大きな意味がある。
ラリー・オブライエンをキッチナーに持ち帰る。
スペシャルな時間になるだろう。
パーティーを開催できると良いね。