ブレイザーズがヒートに要求したトレードの見返りとは?
ポートランド・トレイルブレイザーズは現地27日、ミルウォーキー・バックス、フェニックス・サンズとの3チーム間トレードでNBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードを放出した。
ブレイザーズはリラードを昨季NBAファイナリストのマイアミ・ヒートにトレードすると見られていたものの、ヒートはブレイザーズの要求に応じることができず、結果的にリラードはバックスに移籍。
では、ブレイザーズはヒートに対し、見返りとして何を要求していたのだろうか?
RealGMによると、ブレイザーズはヒートに対し、リラードのトレードの見返りとしてNBAオールスターのジミー・バトラー、もしくはバム・アデバヨを含めるように要求していたという。
一方、ヒートはタイラー・ヒーローを第3のNBAチームに送り、複数のNBAドラフト2巡目指名権、ニコラ・ヨビッチ、契約満了となる選手、最大3つのNBAドラフト1巡目指名権をトレードに含める用意があったとされている。
だが、ブレイザーズとヒートは7月に何度かトレード交渉したものの、話し合いは一向に進展せず、その後はほぼ接触しなかったという。
バトラーとアデバヨはヒートの核であり、NBAファイナル進出に2度貢献した偉大な選手だ。
リラードはNBAを代表するポイントガードではあるが、ヒートがトレードに応じなかったのは当然だったのかもしれない。
なお、ポイントガードのポジションのアップグレードに失敗したヒートは、今回のトレードでポートランド・トレイルブレイザーズに移籍したジュルー・ホリデーを狙っていると噂されている。