ラプターズがブレイザーズに出していたトレードオファーとは?
トロント・ラプターズはポイントガードのポジションをアップグレードするため、NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラード獲得を狙っていた。
だが、ラプターズはポートランド・トレイルブレイザーズに強力なオファーを出したと報じられたものの、ブレイザーズはミルウォーキー・バックス、フェニックス・サンズとの3チーム間トレードでリラードを放出した。
では、ラプターズはブレイザーズにどのようなトレードパッケージを提示したのだろうか?
hoopsrumors.comによると、ラプターズはNBAドラフト1巡目指名権3つ、スワップ権2つ、ルーキーフォワードのグレディー・ディックをトレードパッケージとし、ブレイザーズにオファーしていたという。
ラプターズはパスカル・シアカム、OG・アヌノビー、スコッティ・バーンズのいずれかをトレードに含める可能性があると報じられていた。
だが、ラプターズは彼ら3人を重要な一員としてみなし、彼らを放出することなくリラードを獲得する方法を探っていたとされている。
ラプターズはこのオフシーズン中にベテランポイントガードのデニス・シュルーダーを獲得した。
だが、ラプターズにはアウトサイドシューターが揃っていないため、ドライブを得意とするシュルーダーの持ち味が発揮されないとの見方もある。
そのためリラードを獲得したかったところだろう。
一方、来年夏にシアカムとゲイリー・トレントJrはFAになり、アヌノビーはオプションを破棄することでFAになることができる。
つまり、ラプターズは彼らを何の見返りを得ることなく失ってしまう恐れがあるため、2月のトレード期限あたりは騒がしくなりそうだ。