シクサーズがジェイムス・ハーデンにNBA2023-24シーズンのサラリーの25%を支払う
フィラデルフィア・セブンティシクサーズの元NBAオールスターガード、ジェイムス・ハーデンは、トレーニングキャンプ前のメディアデーを欠席した。
ロサンゼルス・クリッパーズへのトレードを望んでいるハーデンはロケッツが重い腰を上げないことに抗議するため、メディアデー参加を見送ったとされている。
一方、シクサーズのハーデンへのサラリーの支払いは滞りなく行われたようだ。
RealGMによると、シクサーズは先週末、ハーデンにNBA2023-24シーズンのサラリーの25%を支払ったという。
シクサーズはハーデンに対し、現地7月1日に最初の25%分を支払っていた。
シクサーズの選手たちはコロラド州立大学でトレーニングキャンプを行うため、チャーター機で現地に向かった。
だが、ハーデンは飛行機に搭乗していなかったと報じられている。
メディアデーを欠席したハーデンには罰金処分が科されるだろう。
また、トレーニングキャンプを欠席することでも罰金を科される可能性があり、さらにプレシーズンとレギュラーシーズンの試合を1試合欠場するたびにサラリーの91.6分の1(38万9083ドル)を没収される可能性があるという。
ダリル・モレーはハーデンに対する罰金処分について質問されると、「CBAの規則に基づき、他の選手と同じように扱われるだろう」と答えたというから、罰金処分を科すのはほぼ確実と言えそうだ。
なお、モレーはハーデンのトレードについて、次のように語った。
彼は今もトレードを求めている。
我々は彼のエージェントと協力し、シクサーズとすべての関係者にとって最高の解決策を見つけるべく取り組んでいる。
トレードについては、フロントオフィスで引き続き取り組むつもりだ。
もし彼がここに残るなら、コーチは彼と共にコートで働くだろう。
非常に簡単なことだと思う。