バックス移籍のデイミアン・リラード「ここは僕がいるべき場所」
NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードは、先日のトレードでポートランド・トレイルブレイザーズを離れ、ミルウォーキー・バックスに移籍した。
先週末にミルウォーキー入りすると、月曜日にバックスの一員としてメディアデーに姿を現し、翌日はトレーニングで汗を流すなど、忙しい数日を送ったリラード。
現地4日の練習には参加せず、休みをとったというが、リラードによると、先週末に写真撮影など一連の手続きを終えた後に初めてバックスの一員になったと実感したという。リラードのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
僕はひとりで座っていた。
すべてを受け入れ、ここまでのすべての動きを考えた。
その時に「ああ、ここは僕がいるべき場所だ。これが望んでいたことだ」と思ったんだ。
あの瞬間に(バックス移籍を)実感したんだ。
リラードによると、NBAオールスターフォワードのヤニス・アンテトクンポとリラードはバスケットボールに同じアプローチをしているため、うまくフィットするという。
彼の話を聞いたり、彼のビジネスに対する向き合い方を見ると、彼はまさに僕と同じ考えだ。
彼は常に僕と同じやり方で取り組んでいる。
僕が共存できるのはそういった男だ。
僕たちは最高にフィットすると思うよ。
バックスはNBA屈指のスコアラーであるリラードを獲得したものの、ディフェンスに定評あるジュルー・ホリデーを失った。
そのためディフェンスの低下を懸念する声も少なくないが、バックスのヘッドコーチに就任したエイドリアン・グリフィンはカバーディフェンスを重視しているため、大きな問題はないとされている。
果たしてリラードとアンテトクンポがタッグを結成したバックスはNBAタイトルを取り戻すことができるだろうか?