クリス・ミドルトンがシュートアテンプト数減少を受け入れる「犠牲になることに問題はない」
ミルウォーキー・バックスはこのオフシーズン中のトレードでジュルー・ホリデーを放出し、NBAを代表するスーパースターのデイミアン・リラードを獲得した。
リラードはホリデーと比較するとよりオフェンシブなポイントガードであり、バックスのオフェンスはリラードとヤニス・アンテトクンポを中心に回るだろう。
つまり、シュートに定評あるクリス・ミドルトンのシュートアテンプト数が減少すると見られているが、ミドルトンによると、チームの成功のためなら犠牲になることを厭わないという。
ミドルトンは自身の役割について、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
彼(リラード)がどれほど優れた選手なのかは、君たちも分かっていると思う。
僕たちの勝利を助けることを望んでいる彼のような選手がいる場合、シュートやボールタッチの回数を彼と競うのはセルフィッシュだ。
僕にとって勝利がすべてであることは誰もが知っている。
だから、自分のプライドを横に置き、チームの成功のためなら犠牲になることを厭わない。
それがすべてさ。
ミドルトンはアンテトクンポに次ぐスコアラーとしてバックスを牽引し続けてきた。
だが、昨季は怪我の影響でわずか33試合の出場に留まり、平均得点は2018-19シーズン以降最小の15.1得点にとどまった。
リラードが加わったことでミドルトンのシュートアテンプト数が減少するのは必至だが、より効率的なスコアラーとしてバックスの勝利に貢献することだろう。
なお、ミドルトンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 33 | 684 |
MP | 24.3 | 31.4 |
PTS | 15.1 | 17.0 |
TRB | 4.2 | 4.8 |
AST | 4.9 | 3.8 |
STL | 0.7 | 1.2 |
TO | 2.2 | 2.1 |
FG% | 43.6% | 45.7% |
3P% | 31.5% | 38.8% |
FT% | 90.2% | 88.2% |