ジョエル・エンビード「アイソレーションプレイヤーにはなりたくなかった」
ドック・リバース体制下のフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、NBAを代表するビッグマンのジョエル・エンビードにボールを託してオフェンスを展開することが多かった。
そのためエンビードはダブルチームを仕掛けられることが少なくなかったわけだが、新たにヘッドコーチに就任したニック・ナースHCはアイソレーションに頼るのではなく、ボールムーブメントをより重視したシステムを採用。
エンビードはナースHCのシステムが彼にフィットしていると感じているようだ。
エンビードはラプターズのオフェンスについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕はいつもそういったプレイをしたいと思っている。
アイソレーションプレイヤーには決してなりたくない。
正しいやり方とは思えない。
勝つための正しいやり方とは思えない。
だから、僕はこのシステムが好きだ。
重要なのは僕だけではない。
今日は何本かパスを出した。
仲間たちはパスが来ると思っていなかったから、僕はこう言ったんだ。
「カットするなら全力でやれ。意味のあるカットをしなければならない。そしてボールをもらう準備をしておかなければならない」とね。
もしシクサーズにチームバスケットボールが定着すれば、エンビードはよりオールラウンドなビッグマンとなり、ますます手に負えない選手となるだろう。
ボールハンドラーのジェイムス・ハーデンが不在の中、シクサーズがどのようなバスケットボールを展開するのか楽しみにしたいところだ。
なお、エンビードのNBAプレシーズンのスタッツは以下の通りとなっている。
– | ATL戦 |
---|---|
MP | 33 |
PTS | 21 |
TRB | 5 |
AST | 1 |
STL | 1 |
BLK | 2 |
TO | 3 |
FG% | 25.0% (3/12) |
3P% | 33.3% (1/3) |
FT% | 93.3% (14/15) |
+/- | +8 |