シクサーズはさらなるトレードでNBAスター獲得を狙う?
NBA2023-24シーズンを2勝1敗でスタートしたフィラデルフィア・セブンティシクサーズは現地10月31日、ジェイムス・ハーデンをロサンゼルス・クリッパーズへトレードすると報じられた。
シクサーズはこのトレードでマーカス・モリス、ニコラス・バトゥーム、ロバート・コビントン、KJ・マーティン、2028年の保護されていないNBAドラフト1巡目指名権、2巡目指名権2つ、スワップ権、第3のNBAチームから未来の1巡目指名権を獲得するとされている。
だが、シクサーズの動きはこれで終わりではないのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、シクサーズはトレードで獲得するNBAドラフト1巡目指名権を利用し、ジョエル・エンビードと共にチームを牽引できるNBAスター獲得に動く可能性があるという。
NBAオールスターポイントガードのジュルー・ホリデーがトレード市場に出た時、シクサーズはホリデー獲得を望んでいた。
だが、当時のシクサーズにはトレード資産が十分になかった。
今回のトレードでNBAドラフト1巡目指名権を獲得することにより、NBAスターを獲得できる十分なトレードパッケージを組むことが可能になるだろう。
おそらく多くのNBA選手がトレード可能となる現地12月15日、もしくは1月15日をターゲットにすると思われるが、それまでのシクサーズの成績も影響することになりそうだ。
なお、シクサーズはハーデンを含めたトレードを実現させるにあたり、ロスターに空きを設けるためにダニー・グリーンをウェイブする見込みと報じられている。