ヒートがゲイブ・ビンセントに出したオファーは4年3400万ドル?
ポイントガードのゲイブ・ビンセントは昨季、マイアミ・ヒートのNBAファイナル進出に貢献した後、3年3300万ドルの契約でロサンゼルス・レイカーズに移籍した。
ビンセントはヒートとの再契約を望み、ヒートもビンセントに再契約のオファーを出したというが、ビンセントは最終的にレイカーズとの契約を選んだ。
その大きな理由は契約内容にあったようだ。
RealGMによると、ヒートがビンセントに出したオファーは4年3400万ドルだったという。
レイカーズとヒートのオファーの内容を比較すると、年間あたり250万ドルの差がある。
昨季のミニマムの180万ドルのサラリーでプレイしたビンセントにとって、レイカーズのオファーがより魅力的だったのは間違いないだろう。
ただし、ヒートと契約した場合は州の所得税がかからない。
つまり、税金面ではヒートと契約したほうが有利だが、それでもレイカーズと契約したほうがより大金を手にすることができた。
なお、ビンセントはこの件について次のようにコメントしている。
税金面は打撃を受けたが、それでもより高い金を手にできた。
中には「それほど高額ではない」という人もいるだろう。
だが、Gリーグで1年半過ごしたことがある僕にとっては、大きな違いがあるんだ。
僕は自分を過小評価するつもりはない。
もちろんヒートに感謝しているし、レイカーズにも感謝しているよ。
この機会を得られて嬉しく思うし、このチャンスを最大限活かすのみだ。