グレッグ・ポポビッチHCがジェレミー・ソーハンを擁護「6試合でクリス・ポールになれるわけではない」
サンアントニオ・スパーズのジェレミー・ソーハンはNBAキャリア2年目の今季、ポイントガードとしてプレイしている。
ナチュラルポジションがフォワードのソーハンにとってポイントガードへの転向は大きなチャレンジだろうが、現時点では十分な実績を残すことができていない。
だが、名将グレッグ・ポポビッチHCはソーハンのポテンシャルを信じているのかもしれない。
ポポビッチHCはトロント・ラプターズに敗れた後、「ジェレミー・ソーハンをポイントガードとして起用し続ける?」と質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
まだ5試合か6試合だ。
6試合でクリス・ポールになれるわけではない。
彼はたくさんのことを学んでいる。
それに彼はチャレンジすることが好きだ。
彼にとってはすべてのゲームが攻守の教育となるんだ。
彼はディフェンス面においては少し前進していると思う。
だが、オフェンスではプレッシャーをかけられた時にタフなプレイを強いられている。
彼ら(ラプターズ)は後半に入るとプレッシャーをかけ、カムバックした。
だが、時が経てばうまく対応できるようになるだろう。
スパーズはラプターズ戦で一時22点の大量リードを奪ったものの、最終的に7点差で敗れた。
その敗因として批判の矛先となったのが、4得点、FG成功率25.0%(2/8)に終わったソーハンだ。
だが、ソーハンは試合を重ねるたびにポイントガードとして成長し、いずれはスパーズをリードできる司令塔となるだろう。
なお、ソーハンの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | 2023-24 |
---|---|---|
G | 5 | 6 |
MP | 26.0 | 27.2 |
PTS | 11.0 | 8.8 |
TRB | 5.3 | 5.5 |
AST | 2.5 | 5.2 |
STL | 0.8 | 1.2 |
TO | 1.7 | 2.2 |
FG% | 45.3% | 40.4% |
3P% | 24.6% | 22.2% |
FT% | 69.8% | 69.2% |