スパーズファンからブーイングのカワイ・レナード「残りのキャリアもブーイングされるだろう」
ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードが、現地22日に古巣サンアントニオ・スパーズと対戦した。
レナードがスパーズに所属は何年も前のことだが、最後は喧嘩別れのような形になってしまったため、レナードが古巣に凱旋するたびにスパーズファンはブーイングを浴びせている。
この日はスパーズのグレッグ・ポポビッチHCが止まないブーイングを不快に思い、スパーズファンにブーイングをやめるよう諫める場面も見られた。
では、レナードはスパーズファンからのブーイングをどう受け止めているのだろうか?
レナードは試合後、スパーズファンからのブーイングについて質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
もし僕がスパーズのジャージーを着ていなければ、彼らは僕の残りのキャリアもブーイングするだろうね。
そういうことさ。
彼らはこのリーグで最高のファンベースのひとつであり、すごくコンペティティブだ。
このバスケットボールコートに一度立つと、彼らは相手チームにそれを示すだろう。
だが、僕がストリートを歩いていたり、レストランに入ったりした時は、彼らは愛を示してくれる。
そういうことだ。
この日のレナードは26得点を記録し、クリッパーズの勝利に貢献。
レナードにとってスパーズファンからのブーイングは毎度のことであり、もはや慣れっこになっているのは間違いないだろう。
おそらくスパーズファンはこれからもレナードにブーイングを浴びせるだろうが、レナードが引退を決断した時、スパーズファンのブーイングは感謝と愛の言葉に変わるに違いない。