復帰戦でグリズリーズを勝利に導いたジャ・モラント「完璧なエンディング」
メンフィス・グリズリーズのNBAオールスターポイントガード、ジャ・モラントが、現地19日に行われたニューオーリンズ・ペリカンズ戦で今季デビューを果たした。
出場停止処分によりNBAゲームから長く離れていたモラントは錆びつきが懸念されたものの、NBAキャリア初となるブザービーターで勝利に貢献。
モラントは試合後に復帰戦を振り返り、次のようにコメントしたという。ESPNが伝えている。
完璧なエンディング、完璧な一日だったと思う。
もちろん懸命に取り組んできた。
だが、NBAバスケットボールではなかった。
だから、身体に酸素を入れるため、より多くの酸素を取り込むため、吸入器を使ったんだ。
モラントによると、第3Q中と第4Qがスタートする前に吸入器を使って酸素を取り込んだという。
ブザービーターを決めた後はチームメイトたちに祝福されるなど、最高の一日を過ごしたモラント。
もちろん彼だけでなく、グリズリーズのチームメイトたちやファンにとっても最高のエンディング、最高の一日になったに違いない。
なお、モラント不在中にグリズリーズを牽引したデズモンド・ベインは、次のように語った。
僕たちの顔、僕たちのリーダーが戻ってきた。
いつもと違う気分だった。
彼は僕たちのためにたくさんのことをやってくれた。
彼のスピリット、エネルギー、それらすべては皆に伝染するんだ。
まったく驚いていないよ。
これまで何度も彼のプレイを見てきたからね。
このようなエンディングを予想していたとは言わないが、彼が彼自身のプレイをすることは分かっていた。