ポール・ピアースがサンズの状況を懸念「ひどい負け方をしているし厚みがない」
フェニックス・サンズは現地27日にヒューストン・ロケッツに勝利し、勝率5割(15勝15敗)に復帰した。
だが、ブラッドリー・ビールが怪我による離脱を強いられているとはいえ、NBAを代表するスコアラーであるケビン・デュラントとデビン・ブッカーを擁するチームとしては受け入れがたい成績と言えるだろう。
NBAレジェンドのポール・ピアースも、サンズの状況を気にかけている模様。
ピアースは盟友ケビン・ガーネットとのポッドキャストの中で、サンズについて次のように指摘したという。fadeawayworld.netが伝えている。
彼らの状況を懸念している。
なぜなら、彼らは何度かひどい負け方をしているし、厚みがないからね。
怪我の問題にも見舞われている。
彼らがどんなチームになるかさえ分からない。
彼らのポテンシャルさえ分からない。
彼らはまだ自分たちが何者なのか分かっていない。
僕もフェニックスがどうなるか分からない。
なぜなら、彼らは健康ではないからね。
彼らは安定していないし、何度かひどい負けを喫している。
ビールを怪我で欠くサンズはデュラントとブッカー頼りのチームだが、ロケッツ戦ではデュラントが16アシスト、ブッカーが7アシストを記録し、エリック・ゴードンが7本の3ポイントを含む27得点、グレイソン・アレンが16得点をあげて勝利に貢献した。
彼らがロケッツ戦のようなプレイを続ければ、サンズのチームとしての形はいずれ見えてくるに違いない。
なお、この日のロケッツとサンズのチームスタッツは以下の通りとなっている。
– | HOU | PHX |
---|---|---|
PTS | 113 | 129 |
TRB | 33 ORB:9 DRB:24 | 44 ORB:8 DRB:36 |
AST | 20 | 28 |
STL | 11 | 4 |
BLK | 3 | 11 |
TO | 9 | 19 |
FG% | 41.7% (40/96) | 57.3% (47/82) |
3P% | 41.5% (17/41) | 42.4% (14/33) |
FT% | 72.7% (16/22) | 80.8% (21/26) |