ウィル・ハーディーHCがトリプルダブルにあと1リバウンドに迫ったジョーダン・クラークソンにかけた言葉とは?
ユタ・ジャズのジョーダン・クラークソンは、現地1日に行われたダラス・マーベリックス戦で20得点、10リバウンド、11アシストを記録し、NBAキャリアを通して初めてトリプルダブルを達成した。
さらに、ジャズの選手としてレギュラーシーズンゲームでトリプルダブルを達成したのは2008年2月13日のカルロス・ブーザー以来初、ジャズのベンチ選手としてトリプルダブルを達成したのは1983年2月5日のマーク・イートン以来初だった。
クラークソンが最後のリバウンドを取った時、すでに大量リードを奪っていたジャズの勝利は確定していたが、指揮官のウィル・ハーディーHCはクラークソンに偉業を達成させるため、あるメッセージを伝えたうえでコートに出し続けたという。larrybrownsports.comが伝えている。
リバウンドを取りに行け!
そうすれば君をベンチに下げることができるんだ!
ハーディーHCは試合後、クラークソンにそう伝えたことを認め、次のように明かした。
彼には「リバウンドを取ったらすぐにタイムアウトを要求しろ」と伝えた。
僕は良い時間を台無しにするためにここにいるわけではない。
もし彼を下げていたら、僕はこのアリーナの中で最も嫌われ者になっただろうね。
ハーディーHCの計らいもあり、クラークソンは歴史的なトリプルダブルを達成。
クラークソンはリバウンドを奪った後にすぐにタイムアウトを要求すると、チームメイトはもちろんホームのファンも大歓声で彼の偉業を祝福した。
クラークソンはハーディーHCに感謝し、これからも彼のためにプレイしたいと感じたに違いない。