現在7勝35敗でイースタン・カンファレンス14位のワシントン・ウィザーズは、来月のトレード期限までに主力選手たちを放出すると見られている。

ウィザーズの中で最も注目を集めているのは、NBAキャリア7年目を迎えているカイル・クーズマだ。

スコアリングとリバウンドに定評あるクーズマにはダラス・マーベリックスやサクラメント・キングスなど複数のNBAチームが関心を示しているというが、マブスは本気でクーズマを狙っているのかもしれない。

マブスのオーナーを務めるマーク・キューバンは先日、チームが必要としているピースについて次のように明かしたという。hoopsrumors.comが伝えている。

もし我々がドリブルからクリエイトできるビッグマンを獲得することができれば、プラスに働くだろう。

6.8フィート以上の選手だ。

クーズマの登録身長は6.9フィートであり、ドリブルから仕掛けることができる選手だ。

つまり、キューバンが明かした選手像に合っていると言えるだろう。

マブスはポートランド・トレイルブレイザーズのジェラミ・グラントにも関心を持っているというが、果たしてドリブルからクリエイトできるフォワード獲得に成功することができるだろうか？

なお、ウィザーズはクーズマのトレードのリターンにNBAドラフト1巡目指名権2つ以上を要求するとされる一方で、マブスが保有しているトレード可能なNBAドラフト1巡目指名権は1つのみと報じられている。

つまり、もしマブスがクーズマ獲得を狙うなら、第3のNBAチームをトレードに加えることになるかもしれない。