スペンサー・ディンウィディーがマブスではなくレイカーズを選んだ理由とは?「レイカーズは父のような存在」
ベテランガードのスペンサー・ディンウィディーは先日、ロサンゼルス・レイカーズと契約した。
トロント・ラプターズをバイアウトで離れたディンウィディーには古巣ダラス・マーベリックスも関心を持っていたというが、ディンウィディーはマブスではなくレイカーズを選択。
ディンウィディーによると、マブスは彼にとってより快適にプレイできるチームではあるものの、今の彼にはチャレンジが必要だったという。
ディンウィディーはマブスではなくレイカーズを選んだ理由について質問されると、次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
2つの状況はこんな感じだった。
たとえば子供だったとして、誰かに殴られたとしよう。
ダラスは「大丈夫よ、気にしないで」と言う母のような存在だ。
レイカーズは「勝つまで戦え」と言う父のような存在だ。
僕がどう思っているか分かるかい?
僕にはそれが必要だと思ったんだ。
ディンウィディーにとってマブスは古巣であり、慣れ親しんだ環境の中で過ごすことができチームだ。
また、NBAを代表するスーパースターのルカ・ドンチッチ、カイリー・アービングと共にプレイできるのは大きな魅力だろう。
一方、レイカーズはNBAプレイオフ進出を争っているチームであり、ディンウィディーとつながりがある選手は決して多くない。
だが、NBAレジェンドのコービー・ブライアントとレイカーズに憧れて育ったというディンウィディーは、ホームチームのレイカーズを選んだ。
あえてチャレンジを選んだディンウィディーは、レイカーズを勝利に導くために全力を尽くすに違いない。
なお、ディンウィディーは明日のデトロイト・ピストンズ戦でレイカーズデビューする予定となっている。
ディンウィディーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 48 | 514 |
MP | 30.7 | 28.0 |
PTS | 12.6 | 13.6 |
TRB | 3.3 | 3.1 |
AST | 6.0 | 5.3 |
STL | 0.8 | 0.7 |
TO | 1.3 | 1.7 |
FG% | 39.1% | 41.5% |
3P% | 32.0% | 33.1% |
FT% | 78.1% | 79.4% |