ドック・リバースHCがNBAプレイオフ後のベン・シモンズについての発言を後悔「ひどい記者会見だった」
ミルウォーキー・バックスを指揮するドック・リバースHCが、現地25日に行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で初めてウェルズファーゴセンターに凱旋した。
リバースHC時代のシクサーズはイースタン・カンファレンスセミファイナル突破をひとつの目標としていたが、最後まで達成することができなかった。
リバースHCは2020-21シーズンのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルでアトランタ・ホークスに第7戦の末に敗れた後、積極的にスコアリングを狙わなかったベン・シモンズを批判。
リバースHCは「彼を批判する意図はなかった」などと釈明したものの、その後のシモンズはシクサーズファンから強烈にバッシングされ、最終的にトレードでブルックリン・ネッツへ移籍した。
古巣に凱旋したリバースHCによると、第7戦の後の記者会見での発言を後悔しているという。
リバースHCは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
第7戦の後、僕の記者会見はひどかった。
我々は敗れた。
僕の発言が違う意味で受け取られてしまった。
それが始まりだったんだ。
そして、ジョエル(・エンビード)がひどい記者会見をした。
いずれにせよ、ベン・シモンズの件がどうなるかは分からなかった。
だが、その一因にはなりたくなかった。
まず考えたのは、「どうすればもっとうまく対処できるだろうか?どうすればもっと良い答えを導き出せるのか?」ということだったんだ。
バックスはヤニス・アンテトクンポとデイミアン・リラードというNBAを代表するスーパースターを2人抱えている。
だが、彼らがいつまでもバックスにいる保証はない。
シモンズの件で多くを学んだリバースHCは、自身の発言に細心の注意を払い、選手たちのサポートを常に心掛けることだろう。
なお、リバースHCの凱旋試合のチームスタッツは以下の通りとなっている。
– | MIL | PHI |
---|---|---|
PTS | 119 | 98 |
TRB | 47 ORB:7 DRB:40 | 41 ORB:13 DRB:28 |
AST | 32 | 24 |
STL | 6 | 12 |
BLK | 10 | 5 |
TO | 18 | 10 |
FG% | 54.4% (43/79) | 37.1% (36/97) |
3P% | 48.6% (18/37) | 34.8% (16/46) |
FT% | 83.3% (15/18) | 90.9% (10/11) |