元NBA選手のクイン・クック「ケビン・デュラントがウォリアーズに加わらなければキャブスが優勝した」
ケビン・デュラント、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンを擁した当時のゴールデンステイト・ウォリアーズは、まさに無敵のチームだった。
圧倒的な強さを誇るウォリアーズは、デュラントが在籍した3シーズンでNBAタイトルを2度勝ち取ったのだ。
ウォリアーズはデュラント加入以前から圧倒的な強さを誇っていたが、元ウォリアーズのクイン・クックによると、デュラントがウォリアーズに移籍しなければクリーブランド・キャバリアーズの王朝が始まっていたという。
クックはポッドキャストの中で当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼ら(キャブス)は2016年に優勝した。
もしKDがウォリアーズに移籍しなければ、彼らは再び優勝していただろう。
ウォリアーズが当時のキャブスを倒せたとは思えない。
彼らの相性は良くなかったと思う。
クックによると、レブロン・ジェイムス、カイリー・アービング、ケビン・ラブをはじめ、JR・スミス、マシュー・デラベドバ、リチャード・ジェファーソンなど強力なサポーティングキャストを揃えたキャブスは、ウォリアーズが簡単に倒せるようなチームではなかったという。
グリーンは先日、ポッドキャストの中で「KDがいなくても2022年にNBAタイトルを勝ち取った」と強調しつつも、デュラントがウォリアーズに不足しているものを補ってくれたことは認めていた。
これらはたらればの話ではあるが、デュラントがどれほど大きな影響力を持つNBA選手なのかを証明しているとも言えるのかもしれない。