ニック・ナースHCがオフィシャルを批判「タイムアウトをコールしたのに無視された」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズは現地22日に行われたニューヨーク・ニックスとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第2戦を落とし、シリーズを0勝2敗とした。
シクサーズは残り1分の時点で5点のリードを奪取。
だが、残り14秒の間にニックスに3ポイントを2本決められ、まさかの逆転負けを喫してしまった。
カイル・ラウリーがインバウンドパスでタイリース・マキシーにボールを託したところ、マキシーはボールをコントルールできず、それが結果的にニックスの逆転3ポイントにつながってしまった。
だが、シクサーズを指揮するニック・ナースHCはオフィシャルが適切に対処していなかったと感じているようだ。
ナースHCによると、インバウンドパスのシーンでタイムアウトを2度要求したものの、どちらもレフェリーに無視されたという。ナースHCのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
僕はタイムアウトをコールした。
レフェリーは僕をまっすぐに見て、無視した。
タイリース・マキシーがボールを持った。
僕はもう一度タイムアウトを要求した。
彼はまた僕を無視した。
ナースHCによると、第1戦でもレフェリーのジャッジがアンフェアだったため、第1戦と第2戦のオフシャルについてNBAに異議を申し立てる予定だという。
もしレフェリーが本当にタイムアウトの要求を無視していたなら、明らかに問題だろう。
シクサーズにとって勝敗を分ける大きな場面だっただけに、このシーンについてレフェリーがどう説明するのか注目したいところだ。
なお、シリーズ第2戦のシクサーズとニックスのチームスタッツは以下の通りとなっている。
– | PHI | NYK |
---|---|---|
PTS | 101 | 104 |
TRB | 44 ORB:10 DRB:34 | 46 ORB:12 DRB:34 |
AST | 26 | 22 |
STL | 3 | 5 |
BLK | 6 | 6 |
TO | 10 | 7 |
FG% | 42.9% (36/84) | 40.7% (37/91) |
3P% | 36.1% (13/36) | 33.3% (11/33) |
FT% | 72.7% (16/22) | 82.6% (19/23) |