NBAプレイオフ初経験のパオロ・バンケロ「試合内容をほとんど覚えていない」
長年の再建期を終えたオーランド・マジックは今季、イースタン・カンファレンス第5シードでNBAプレイオフ進出を果たした。
だが、ファーストラウンドで第4シードのクリーブランド・キャバリアーズに敗れ、今季を終えた。
とはいえ、若い選手が多いマジックにとって今季は大きな糧となるシーズンだったと言えるだろう。
今後長くマジックを牽引していくであろうパオロ・バンケロも、大きな経験を積む事ができたと感じているのかもしれない。
バンケロによると、NBAプレイオフゲームではあまりにも集中していたため、試合内容をほとんど覚えていないという。バンケロのコメントをtalkbasket.netが伝えている。
激しさと雰囲気がまったく違った。
緊張感という意味では、おそらく僕がプレイしてきた中で最も激しいゲームだったと思う。
試合内容をほとんど覚えていない。
なぜなら、ゲームに没頭し、ものすごく集中していたからね。
だが、間違いなく戻ってきたい。
プレイオフと7ゲームシリーズを味わったら、もっとやりたいと思うものだ。
昨季ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出され、今季はNBAオールスターゲーム出場を果たしたバンケロにとって、今季は実りあるシーズンだったと言えるだろう。
バンケロの次の目標はNBAプレイオフを勝ち進み、NBAタイトルを勝ち取ることだ。
大きな経験を積んだバンケロは来季をさらなる飛躍のシーズンとし、マジックを今季以上の成績に導くに違いない。
なお、バンケロの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
G | 80 | 152 |
MP | 35.0 | 34.4 |
PTS | 22.6 | 21.3 |
TRB | 6.9 | 6.9 |
AST | 5.4 | 4.6 |
STL | 0.9 | 0.9 |
BLK | 0.6 | 0.6 |
TO | 3.1 | 2.9 |
FG% | 45.5% | 44.2% |
3P% | 33.9% | 32.1% |
FT% | 72.5% | 73.1% |