カイリー・アービングがNBAの世代交代について「急速に進んでいる」
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムス、フェニックス・サンズのケビン・デュラント、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーなど、NBAを長く牽引し続けてきたスーパースターたちはひと足早くシーズンを終えた。
NBAオールスターに7度以上選出された実績を誇る12人の現役選手で今もNBAプレイオフでプレイしているのは、ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングただひとり。
まさしく世代交代を感じさせるようなシーズンとなっているが、唯一の生き残りであるアービングは世代交代をどう見ているのだろうか?
アービングは先日、この件について次のようにコメントしたという。ESPNが伝えている。
ファイナル、イースタン・カンファレンスファイナル、ウェスタン・カンファレンスファイナルを牽引してきたのは僕たちの世代だ。
世代交代が急速に進んでいる。
彼らがトンネルの先の光を見ているとは言い切れない。
彼らの気持ちを僕が代弁することはできない。
だが、新しい世代が台頭し、成長しているのを見るのはすごくワクワクする。
それが僕のモチベーションになり、僕たちの世代をリードし続けるインスピレーションになっている。
僕たちの世代の中で僕は最年少で、彼らを見て育ったんだ。
マブスのルカ・ドンチッチやオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジアス・アレクサンダー、ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのタイリース・マキシー、インディアナ・ペイサーズのタイリース・ハリバートン、オーランド・マジックのパオロ・バンケロなど、ここ数年のNBAでは20代前半の選手たちの台頭が著しい。
また、サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマは来季、世代交代をさらに感じさせるパフォーマンスを見せるだろう。
だが、アービングは若手たちの成長をサポートしつつも、彼らの世代が今もNBAの中心であることを証明するプレイを見せてくれるに違いない。