ジェイレン・ブランソンがニックスへの同情の声を受け「腹が立った」
ニューヨーク・ニックスはインディアナ・ペイサーズとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルで先に2勝したものの、逆転負けを喫してしまった。
主力のジュリアス・ランドル不在でNBAプレイオフを迎えたニックスは、ポストシーズン中にボヤン・ボグダノビッチ、OG・アヌノビー、ミッチェル・ロビンソンと、主力選手たちが次々に怪我で離脱。
NBAオールスターポイントガードのジェイレン・ブランソンも満身創痍で戦い続けたこともあり、ニックスに同情するNBAファンも少なくない。
だが、ブランソンはそれが気に入らないようだ。
ブランソンはニックスに対する同情の声を受け、次のようにコメントしたという。larrybrownsports.comが伝えている。
僕はそのストーリーが大嫌いだ。
正直言って、腹が立つ。
僕たちは完全な状態ではなかった。
だが、「彼らは怪我しているのだから仕方がない」という風潮にはしたくない。
僕たちには勝てるチャンスがあったのに勝てなかったんだ。
「怪我した」とか「怪我は起こるもの」とか言われるのが時々嫌になる。
確かにゲームにはそれが付きものだ。
だが、僕たちが負けた理由にはならない。
僕たちには勝つチャンスがあった。
怪我があっても勝っていたんだ。
ニックスを指揮するトム・ティボドーHCは選手を酷使することで知られており、それがニックスの選手たちの相次ぐ怪我につながったと見るNBAファンも少なくない。
だが、ブランソンやジョシュ・ハートなど、ニックスの選手たちはそれを否定している。
今季の怪我は不運な面もあったが、来季はシーズンを通して健康を維持し、今季以上の結果を残したいところだ。
なお、ブランソンの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
G | 77 | 13 |
MP | 35.4 | 39.8 |
PTS | 28.7 (キャリアハイ) | 32.4 |
TRB | 3.6 | 3.3 |
AST | 6.7 (キャリアハイ) | 7.5 |
STL | 0.9 (キャリアハイタイ) | 0.8 |
BLK | 0.2 (キャリアハイタイ) | 0.2 |
TO | 2.4 | 2.7 |
FG% | 47.9% | 44.4% |
3P% | 40.1% | 31.0% |
FT% | 84.7% (キャリアハイ) | 77.5% |