2024/06/14

95歳ボブ・クージーの願い「最後にセルティックスが18番目のバナーを掲げるのを見たい」

ボストン・セルティックスは現地12日に行われたダラス・マーベリックスのNBAファイナル第3戦を制し、悲願のNBAチャンピオンまであと1勝とした。

NBAのプレイオフ史上、0勝3敗から逆転したチームはひとつもない。

つまり、セルティックスのNBAタイトル獲得はほぼ決定したとも言えそうだが、キャリアのほとんどをセルティックスで過ごしたレジェンド、ボブ・クージーは、この状況に大喜びしているに違いない。

現在95歳のクージーは古巣セルティックスがNBAファイナル第2戦を制した後、次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。

僕は95歳で、墓に片足を突っ込んでいる。

ほとんど動けない。

今が（人生の）オーバータイムであることは分かっている。

（セルティックスがNBAチャンピオンになれば）人生のすべてがより意味あるものになる。

僕の最後の望みのひとつは、セルティックスが18番目のバナーを掲げることだ。

そうなれば、僕は大きな誇りを感じることができるだろう。

レイカーズより前に立つことができる。

そのレガシーの一部になることが、僕が望む最高のレガシーだ。

セルティックスでクージーと共に一時代を築いたレジェンドたちは、現在85歳のリッチ・サンダースを除き全員が他界している。

セルティックスが悲願のNBAタイトルを勝ち取り、クージーの人生に華を添えることを期待したいところだ。

なお、クージーのキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。