オーランド・マジックの元NBAドラフト1位選手、マーケル・フルツは、この夏に完全FAになる。

怪我の多いNBAキャリアを送っているフルツは昨季、レギュラーシーズン60試合に出場し、すべてスターターとしてプレイ。

だが、今季は再び怪我に苦しめられ、レギュラーシーズン43試合の出場にとどまった。

マジックはガードポジションの層が厚いため、フルツに再契約をオファーしない可能性があるが、フルツ自身もそれを理解しているのかもしれない。

フルツは今季を振り返り、次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。

浮き沈みがあった。

膝と腕に小さな怪我や打撲があった。

それでも健康を取り戻してシーズンを終えることができて本当に嬉しい。

もちろんシーズン中は何試合か欠場してしまった。

だが、ブラザーたちと一緒にシーズンを終え、プレイオフを経験し、第7戦までプレイできたのは、僕にとって本当に大きなことだった。

本当に感謝している。

これがビジネスだということは理解している。

何人かは去るかもしれないし、何人かのコーチも去るかもしれない。

どうなるかは誰にも分からない。

誰もが最善を望むものだ。

だが、コントロールできることだけコントロールできるということを理解しなければならない。

僕は常にそう考えるようにしているんだ。

フルツはNBAキャリア7年間でレギュラーシーズン234試合の出場にとどまっている。

怪我のリスクが常にある限り、チームがフルツに大型契約を提示するのは難しいだろう。

果たして来季のフルツはどのNBAチームのユニフォームを着てプレイするのだろうか？

なお、フルツの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2023-24	NBAキャリア
G	43	234
MP	21.2	25.4
PTS	7.8	11.1
TRB	3.2	3.4
AST	2.8 （キャリアワースト）	4.6
STL	1.0	1.2
BLK	0.3	0.3
TO	1.2	1.9
FG％	47.2％	47.2％
3P％	22.2％	27.4％
FT％	69.7％	73.1％