マーク・キューバンが強制退場のマブスファンを呼び戻す
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ダラス・マーベリックスがルカ・ドンチッチをトレードで放出した後、マブスファンはトレードを主導したニコ・ハリソンGMと、ハリソンGMを支持したオーナーのパトリク・デュモントを激しくバッシングしている。
先日行われたホームゲームでは「ニコを解雇しろ!」と叫んだマブスファンが強制的に退場させられるなど荒れ模様となったが、マイノリティーオーナーのマーク・キューバンはファンの心情を理解しているのかもしれない。
basketnews.comによると、キューバンは強制的に退場させられたファンを呼び戻し、ゲームを楽しむようにコートサイドシートを与えたという。
このファンが「ニコを解雇しろ」と叫んだ時、キューバンは彼の方を見て「黙れ」と叫び返していた。
なお、キューバンはこの件について次のように明かしている。
我々のボールポゼッションの時やフリースローの時、そしてクラッチタイムに、ファンはブーイングしていた。
なぜそうするのか知りたかった。
だからその男の方を向くと、彼は僕に向かって叫び始めた。
何を言っているかはまったく分からなかった。
25列離れていたからね。
ただ、彼は明らかに怒っていた。
彼が何を言ったかは気にしていなかった。
試合を通してずっと叫んでいた。
我々がクラッチタイムにボールを持っている時やフリースローラインに立った時、ファンは彼(ハリソンGM)にブーイングしていた。
僕が気にしていたのはそれだ。
ファンは静かにすべき時は静かにし、マブスを応援する時は応援しなければならない。
そういうことだ。