デンバー・ナゲッツをフランチャイズ史上初となるNBAチャンピオンに導いたニコラ・ヨキッチには、この夏に開催されるFIBAバスケットボールワールドカップでセルビア代表をメダル獲得に導く働きが期待されている。

だが、タフなNBAプレイオフを終えたばかりのヨキッチは、家族との時間を優先するかもしれない。

hoopsrumors.comによると、ヨキッチはワールドカップが開催される8月25日から9月10日の間に家族との祝賀パーティーを予定しているため、セルビア代表に加わらない可能性があるという。

セルビア代表はヨキッチが出場した2019年のワールドカップで、NBAスターたちを擁するチームUSAを下し、大会を5位で終えた。

セルビア代表が今年のワールドカップのグループステージで対戦するのは、南スーダン、中国、プエルトリコ。

チームUSAがFIBAワールドカップグループステージでヤニス・アンテトクンポ擁するギリシャ代表と対戦へ

セルビア代表が決勝トーナメントに進出する可能性は高く、ヨキッチを中心として2014年以来となるメダル獲得を狙いにいきたいところだ。

だが、ヨキッチは来年夏にパリで開催されるオリンピックに出場する予定であるため、今年は身体を休めたいのかもしれない。

また、ヨキッチと共にナゲッツをNBAチャンピオンに導いたジャマール・マレーも、今季が長期離脱明けだったことと、NBAプレイオフを最後まで戦い抜いたことを受け、カナダ代表を辞退する可能性があると報じられている。

なお、マイアミ・ヒートのバム・アデバヨはチームUSAに招聘されるだろうが、来年のオリンピックに出場する見込みであるため、ワールドカップは辞退する可能性が高いと見られている。