負傷離脱相次ぐマブスがNBAに救済措置を要求か?

ダラス・マーベリックスは選手たちの負傷離脱に苦しんでいる。
現地16日に行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズでは8選手で戦わなければならず、あと1人離脱すれば棄権を余儀なくされる状況だ。
NBAインサイダーのブライアン・ウィンドホースト記者とティム・ボンテンプス記者によると、マブスはこの状況を乗り切るため、ファーストエプロンに関係なく選手と契約できる特例を認めるようにNBAに要請したという。
だが、NBAが特例を認めることはないのかもしれない。ウィンドホースト記者とボンテンプス記者のコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
ブライアン・ウィンドホースト
僕が理解しているところでは、彼ら(マブス)はリーグに救済を求めている。
だが、リーグは現時点では救済していない。
ティム・ボンテンプス
リーグは救済措置を提供できない。
なぜなら、だからこそサラリーキャップの制約があるからね。
もし「OK、君たちはこれほど怪我人がいるのだから、このエプロンを上回っても選手と契約していいよ」と言ったらどうなる?
当然ながら、他のすべてのチームは「ちょっと待て。なぜ彼らだけ特別扱いなんだ?すべてのチームはルールを守らなければならない」と言うだろう。
マブスではアンソニー・デイビスとジェイデン・ハーディーが今季中に復帰できるとされている。
だが、カイリー・アービング、ダニエル・ギャフォード、ダンテ・エクサム、オリビエ・マクサンス・プロスパーは今季残りを全休する予定であり、人手不足の状況に変わりはない。
マブスとしては棄権は避けたいところだろうが、何より選手たちが一日も早く健康を取り戻し、新たに怪我する選手が出ないことを祈るばかりだ。