NBAキャリア4割超え3Pシューターのデル・カリー
NBA2012-13シーズンのプレイオフでは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが大ブレイクした。
NBA入りした当初から非凡な才能をみせていたステフィン・カリーだが、今回はその父親で元NBAプレイヤーとして活躍したデル・カリーを取り上げてみたいと思う。
1986年にユタ・ジャズでNBAデビューを果たしたデル・カリーだが、実はルーキーシーズンの3P成功率はわずか28.3%。
シュートアテンプト自体が少なかったとはいえ、デビューから5シーズンは特に目立った成績を残せずにいた。
そんな彼の3Pが開花したのは、シャーロット・ホーネッツ(当時)に在籍したNBA1991-92シーズン。
3P成功率はついに40%を超え、FG成功率は48.6%を記録。
ミルウォーキー・バックスに移籍したNBA1998-99シーズンには3P成功率47.6%を記録した。
デル・カリーは、スピードやディフェンス力に優れていたわけではない。
自身もそれを理解していたのだろう。
とにかくシュートに磨きをかけ、シューターとしての地位を確立。
NBA1993-94シーズンにはシックスマン・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
NBA2001-02シーズン、トロント・ラプターズでプレイしたのを最後にNBAを引退したが、その才能は息子のステフィン・カリーが継承。
さらに、今年のNBAドラフトには弟のセス・カリーがエントリーする。
兄・ステフィンにも劣らない能力を有しているといわれるだけに、NBAという大舞台での兄弟対決が楽しみだ。
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