ペイサーズがNBAタイトル争いから後退か?
レギュラーシーズン後半から急速に調子を落としているインディアナ・ペイサーズだが、先日のアトランタ・ホークス戦ではNBAタイトル獲得を狙うチームとは思えない内容で大敗を喫した。
中でも特に目立っていたのが、センターのロイ・ヒバートだ。
この試合ではわずか9分しか出場時間を与えられず、0得点、0リバウンド、1ターンオーバーという散々な結果に終わった。
だが、ペイサーズの不調がヒバートひとりによるものだという考えはナンセンスだ。
現在のペイサーズの不振はダニー・グレンジャーの放出にあるという見方もあるようだが、スコアリング能力という面ではグレンジャーより新たに獲得したエバン・ターナーのほうが上だろう。
しかし、グレンジャーが果たしている役割はコート上だけではなかった。
ロッカールームでもグレンジャーの存在は大きく、特にプライベートでも親交の厚かったポール・ジョージにとっては大きな損失となったのかもしれない。
そう考えてみると、ペイサーズの好不調はメンタルに原因があると推測できる。
現時点ではNBAタイトル争いから後退したと思えるものの、ひとたびメンタルを取り戻せば、再び強いペイサーズが復活するのではないだろうか?
だが、それは簡単なようで非常に難しいことでもある。
NBAプレイオフまでにペイサーズがどう調整してくるのか、それともこのままの状態を引きずってシーズンを終えてしまうのか、注目したいところだ。
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