シカゴ・ブルズのデリック・ローズは、FA選手に自ら電話をかけ、チームに勧誘するようなタイプの選手ではないのは明らかた。

だが、これはカーメロ・アンソニーがブルズに加わることを望まなかったということではない。

現在、チームUSAのメンバーとしてラスベガスでのトレーニングキャンプに参加しているローズが、アンソニーについてコメントした。

「もし彼（アンソニー）が（ブルズに）来てたら、試合が簡単になったと思う。どれくらい簡単になるかは分からないけど、簡単になるのは間違いない。俺らは彼に来て欲しかったよ。でも彼は残留を決断した。彼の決断に怒ったりはしないさ。彼が最高の決断をしたなら、それで良いんだ」

チームUSAのトレーニングキャンプではかつての輝きを取り戻したかのように見えるローズだが、来季のブルズを率いるのは、やはりこれまでと同じようにローズしかいないだろう。