キングス ペジャ・ストヤコビッチの背番号を永久欠番へ
サクラメント・キングスが、3ポイントのスペシャリストとして活躍したペジャ・ストヤコビッチの背番号16番を永久欠番にすると正式発表した。
1998年にキングスでNBAデビューを果たしたストヤコビッチは、1998-99シーズンから5年連続でレギュラーシーズン50勝以上、8年連続でプレイオフ進出という快挙に貢献。
クリス・ウェバーやブラデ・ディバッツ、ジェイソン・ウィリアムス、マイク・ビビーらと共にキングスの黄金時代を築いた。
オールスターに3度出場し、ダラス・マーベリックス時代にはNBAタイトルを獲得したスコヤコビッチは、メンフィス・グリズリーズに所属した2011年を最後にNBAを引退している。
キングスのオーナー、ビベック・ラナディベは、ストヤコビッチについて次のようにコメント。
「ペジャ・ストヤコビッチはサクラメントを世界中に知ってもらうのに貢献してくれた。セルビアからNBAに加わったペジャは、世界中のバスケットボール選手にNBAへの道を切り開いてくれたんだ。彼のリーダーシップが認められることは、ファンとキングスの組織にとって特別なことだよ」
また、永久欠番の発表を受け、ストヤコビッチは次のように話した。
「サクラメントで過ごした時間は、俺のキャリアでベスト、そして人生でもベストな時間のひとつ。サクラメントで築き上げたものに誇りを持ってるし、ファンやコミュニティとの関係にも誇りを持ってる。キングスのファンは世界でもベストなファン。彼らのためにプレイできたのは光栄だったよ。私を歓迎してくれたビベックと全キングスファミリーに感謝したい」
なお、ストヤコビッチの永久欠番セレモニーは日本時間12月17日、対オクラホマシティ・サンダー戦で行われる予定だ。
現役時代、ストヤコビッチはレギュラーシーズン804試合に出場し、平均17.0得点、3P成功率40.1%を記録。
キングスの他、インディアナ・ペイサーズ、ニューオーリンズ・ホーネッツ、ダラス・マーベリックス、トロント・ラプターズでプレイした経験もある。
ちなみに、ストヤコビッチの永久欠番はキングスで11人目。
これまでにはタイニー・アーチボルド(1番)、ミッチ・リッチモンド(2番)、クリス・ウェバー(4番)、ボブ・デイビス(11番)、モーリス・ストークス(12番)、オスカー・ロバートソン(14番)、ブラデ・ディバッツ(21番)、ジャック・トゥィマン(27番)、サム・レイシー(44番)、そしてファン(6番)がキングスの永久欠番に選ばれている。
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