ジェフ・バン・ガンディ「ピストンズはプレイオフに進出できないだろう」
昨季、デトロイト・ピストンズはレギュラーシーズンでわずか29勝、イースタン・カンファレンス11位という成績に終わった。
このオフには名将スタン・バン・ガンディがヘッドコーチに就任したが、スタン・バン・ガンディの弟で、かつてNBAでヘッドコーチを務めた経験もあるジェフ・バン・ガンディが、2014-15シーズンのピストンズについて次のように話した。
「彼ら(ピストンズ)は長い再建期に入ってるんだ。ここ5年、ピストンズはイースタン・カンファレンスで最低の成績に終わってると思う。でも良くなっていくんじゃないかな。ただ、ペリメーターでの勝負にかかってるところもあるから、フロントコートのケミストリーがポイントになる。スミスと(グレッグ・)モンロー、(アンドレ・)ドラモンドは共に先発してたけど、ショットのスペースをクリエイトできてなかったからね。今年はどんなプレイをするか興味があるんだ。彼らには修正しなきゃいけないことがたくさんあるけど、必死に取り組んでると思う。でも、プレイオフで戦ってる姿は想像できないんだ」
ジェフ・バン・ガンディが話しているように、昨季のピストンズはショットのスペースをクリエイトすることができなかった。
その大きな要因は、やはりアウトサイドショットの不足ではないだろうか。
そこでピストンズは、このオフにシューターのジョディ・ミークスとカロン・バトラーを獲得。
アウトサイドの補強に成功した。
あと課題となるのは、ディフェンスだろう。
昨季は平均104.7失点を喫しているが、この数字はイーストでワースト3位、リーグ全体でワースト5位となっている。
アウトサイドやペリメーターでスペースをクリエイトする、チームディフェンスを徹底するなど課題山積みではあるものの、すべてがうまく噛み合えば、ピストンズは面白いチームのひとつとなりそうだ。
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