元オールスターのアンソニー・メイソン 48歳の若さで逝去
元ニューヨーク・ニックスのオールスター、アンソニー・メイソンが、48歳の若さで逝去した。享年48歳だった。
名将パット・ライリーがニューヨーク・ニックスを指揮していた当時、メイソンはフィジカルなプレイで人気を獲得。
1994年にはプレイオフ・ファイナル進出に貢献したメイソンだが、ハードなディフェンスだけでなく、パワーフォワードでありながらポイントガードまでこなせる器用さを有していた。
その後、シャーロット・ホーネッツへ移籍するが、マイアミ・ヒートへトレードされ、恩師パット・ライリーと再会。
2001年にはオールスターに選出されている。
翌シーズンはミルウォーキー・バックスと契約するも、ウェイトオーバーなどで批判を浴び、引退へと至った。
息子のアンソニー・メイソンjrは、父の死について次のような声明を発表。the New York Postが伝えている。
「まず始めに、父に祈りを捧げ、好意的に接してくれたすべての方に感謝したい。我々家族は、本当に感謝しています」
「父は信じられないくらい心臓疾患と戦い続けました。我々はあなたを愛し、いつもあなたと共にあります」
メイソンは、キャリア13年(1998-99シーズンは負傷で全休)でニュージャージー・ネッツ、デンバー・ナゲッツ、ニックス、シャーロット・ホーネッツ、ヒート、バックスでプレイし、平均10.9得点、8.3リバウンド、3.4アシスト、FG成功率50.9%、フリースロー成功率70.9%を記録。
1995年にシックスマン・オブ・ザ・イヤー、1997年にオールNBAサードチーム、オールNBAディフェンシブ・セカンドチームに選出された。
心からご冥福をお祈りいたします。
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あの頃のニックスが大好きでした。
骨太で、強面で、泥臭い集団がたまらなく好きでした。
メイスは、そのニックスを象徴するような選手でした。
そして、あの体格で卓越したハンドリング技術を持ち、更にはパスセンスも持ったオールラウンダーでした。
彼やコング、オーク、スタックを出してしまった事が、ニックスの崩壊の始まりでした。
そこから、派手でネームバリューばかりの選手を集める傾向になり、ニックスは未だに復権できていません。
カーメロを獲得し、再びマーブリーを獲得した頃のようなスパイラルに陥りつつあります。
あの頃のメイスのような選手を、是非とも、獲得してほしい…切に願います。
アンソニー・メイソンの、御冥福を心から…。
コメントありがとうございます(^_^)
自分はあの頃のニックスが嫌いでした(笑)
ブルズとの対戦でニックスとの試合が一番怖かったので(^_^;)
今思うと、あのニックスってヤンチャ軍団というか、あのハラハラさせてくれるのが良かったんでしょうね(^_^)