かつてのリーグと比較して、現在のNBAにはトラッシュトーカーが少なくなったと言われているが、ケビン・ガーネットは希少なトラッシュトーカーのひとりと言えるだろう。

そのガーネットのトラッシュトークについて、オクラホマシティ・サンダーのスティーブン・アダムスは思うところがあるようだ。アダムスのコメントをThe Oklahomanが伝えている。

「KGとケンドリック・パーキンス、この2人はバカげてるよ。彼らは『お前は何でバスケットボールをやってるんだ？』ってことを聞いてくるんだ。本当に気味が悪いし、気分が滅入る」

そう話すアダムスだが、ガーネットから直接トラッシュトークを仕掛けられたことはないという。

「ありがたいことに、彼は俺に話しかけてこないんだ。でも、サージ（・イバカ）には一度トラッシュトークを仕掛けてた。『ワオ』って思ったね。（内容は）言えないよ」

また、試合中のガーネットは自分を奮起させるためか、独り言も多いようだ。

「本当に不気味だよ。自分自身に話しかけてるんだからね。でも、彼は相手の気分を悪くさせたいんだろう」

このアダムスのコメントをガーネットが耳にしたら、果たしてどう思うだろうか？

ガーネットのことだ。ターゲットをイバカからアダムスに変更するに違いない。