レイ・アレン「ラジョン・ロンドからパスをもらえなかった」
ボストン・セルティックスでプレイしていたレイ・アレンは、さらなるチャンピオンリング獲得のため、2011-12シーズン終了後にライバルチームだったマイアミ・ヒートへ移籍した。
アレンの移籍は裏切り行為とみなされ、ポール・ピアース、ケビン・ガーネット、ラジョン・ロンドと絶交状態となったわけだが、セルティックスでの晩年、アレンは強い不満を感じていたのかもしれない。
アレンによると、ロンドはアレンがオープンの状態であってもパスを出さなかったという。
アレンは当時を振り返り、次のようにコメント。nbcsports.comが伝えている。
「あのシーズン中、コートの上で俺に対する恨みのようなものを感じ始めた。まず他の人たちから聞いたんだけど、俺はそれを無視してた。ビジネスに巻き込みたくなかったし、俺のチームメイトだったから。ただ、人々はいつもこう言ってたんだ。『彼(ロンド)は君を視界から外してる。スクリーンの時に彼は君を見てるけど、君がオープンになってもパスを出さないんだ』とね」
「そしてドック(・リバースHC)に『ドック、彼は俺を視界から外してると思う。彼は俺にパスを出さない。なぜかは分からないけど、ドックが描いたプレイを俺はやってる。彼は俺にパスを出さない。彼は自分でシュートを打つか、他の方向を見る』と聞いてみた。ドックは『分かってる。コーチングスタッフとして話し合った』と答えたから、『ずっと知ってて何も言わなかったんだね』と返したよ」
この後、リバースHCとロンドの不仲説が浮上し、リバースHCは2013年にロサンゼルス・クリッパーズのヘッドコーチに就任。
その翌年、ロンドはトレードでダラス・マーベリックスへ移籍した。
ロンドとアレンの関係が修復する日は来るのだろうか。
今も緊張した関係が続いていることを考えると、その日はまだまだ先のことになりそうだ。
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