昨季中のトレードでトロント・ラプターズからメンフィス・グリズリーズへ移籍したヨナス・バランチュナスは、FA交渉解禁直後にグリズリーズとの再契約に合意した。

プレイオフコンテンダーからのオファーを待たず、再建中のグリズリーズと即座契約合意したバランチュナス。

その理由について、バランチュナスは次のように説明した。hoopsrumors.comが伝えている。

「ひとつの場所に長く落ち着きたかった。グリズリーズは俺に希望を持ってくれてるし、この一部になれて嬉しい。俺たちは若く、再建中のチーム。でも高い目標があるんだ」

バランチュナスはグリズリーズと3年4500万ドルの契約で合意。

グリズリーズは来季も厳しい時間を強いられるかもしれないが、バランチュナスはコート上での貢献はもちろん、キャリア7年で培った経験を若手たちに伝えていくことだろう。

なお、昨季のバランチュナスはラプターズとグリズリーズでレギュラーシーズン合計49試合に出場し、平均22.3分のプレイで15.6得点（キャリアハイ）、8.6リバウンド、1.4アシスト（キャリアハイ）、1.1ブロックショット、FG成功率55.9％、3P成功率27.8％、フリースロー成功率79.5％を記録。

キャリア7年を通してラプターズとグリズリーズでレギュラーシーズン通算489試合に出場し、平均25.2分のプレイで12.1得点、8.5リバウンド、0.8アシスト、1.0ブロックショット、FG成功率55.9％、3P成功率35.7％、フリースロー成功率78.6％を記録している。